【行ってきました】阿波藍アートプログラム 『 I am 藍, We are 藍. 』

阿波藍/藍染/阿波藍アートプログラム『I am 藍, We are 藍.』/国文祭

徳島を代表する伝統的生産品・阿波藍。阿波藍は「すくも」とも呼ばれる、希少性の高い天然の青色染料です。
→ 阿波藍についてはコチラ

その希少な染料を原料に、伝統的な技法で染められた阿波藍プロダクト。物産協会「あるでよ徳島」の非食品部門の売上の内、阿波藍に関連する商品の売上は、同部門全体の33%を占めており、本県を代表するクラフトとして最も高い売上比率を誇っています。

近年は「藍染といえば徳島」という認識が徐々に広まりつつあることを、関西圏から観光に来られた方々と「あるでよ徳島」店頭で話をする中で実感するようになってきました。

とはいえ、今後より一層の阿波藍ブランディングが必要であることは言うまでもありません。

阿波藍/藍染/阿波藍アートプログラム『I am 藍, We are 藍.』/国文祭/国民文化祭/すくも
仕上がり前の阿波藍(すくも)。

その阿波藍ですが、現在行われている「第27回国民文化祭・とくしま2012」のメインテーマの一つに選ばれており、本年は県内各地で阿波藍に関連したイベントが行われました。

そのうちの一つが、現在開催中のアートプログラム『 I am 藍, We are 藍. 』です。

以下、阿波藍アートプログラム『I am 藍, We are 藍.』のサイトより転載。

阿波藍とは、徳島で製造されるすくものこと。今も日本の藍染めを支える天然藍染料です。阿波藍アートプログラムを提案するローランド・リケッツは、徳島で藍栽培とすくもづくり、藍染めを学びました。藍に関わるさまざまなプロセスを活かした創作活動が彼のスタイルとなっています。阿波藍への感謝をこめて、ローランド・リケッツは言います。

徳島の土で“藍葉”を育てる栽培農家
藍葉を“すくも(阿波藍)”に仕上げる五軒の藍師
そのすくもから“美しい色”を巧みに染め上げる全国の染師
染め上げられた美しい色に“感動”する人々
この一人ひとりがいて、みんながいるから、いま阿波藍があります。
I am 藍, We are 藍.

今回のアートプログラムでは、徳島を旅出った阿波藍から染め出された藍の色が、生まれ故郷である徳島に再び集まります。「移動展開」と「屋内展示」、それぞれ異なる大型インスタレーションを構成する藍染めの布(2m×1.6m)200枚以上は、徳島のすくも(阿波藍)にこだわる全国の染師の協力によるものです。

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アートプログラム 情報

展示に関する詳しいインフォメーションは、阿波藍アートプログラム『I am 藍, We are 藍.』の展示情報のページをご覧ください。駐車場情報や水上バスの運行等についても掲載されています。

ご興味持たれましたら、ぜひお立ち寄りください!