【あるでよ講座】『梅酒づくり体験』を開催しました!【6月16日】

徳島県には優れた伝統工芸品や特産品を育んだ歴史や文化がたくさんあります。それに関わる人や物をより深く知り感じてもらい、新しいアイディアを発掘し、徳島人が徳島をもっと価値あるものにするため、徳島県物産協会では、「あるでよ徳島」講座を実施しています。

6月16日(水)13時30分~15時30分、阿波おどり会館4階にて、『美郷の梅酒づくり体験』を開催しました。
講師は、東野リキュール製造場東野 宏一社長です。

◆東野リキュール製造場
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徳島県の美郷地区は四国三郎で名高い吉野川の南岸、山あいに位置し、梅とホタルの里として有名。
「鶯宿」や「竜峡」など、小梅3種類・大梅6種類の品種の梅の栽培が盛んに行なわれています。この徳島県吉野川市美郷は、平成20年に日本で初の「梅酒特区」に認定されました。

そんな美郷で、梅酒製造免許第1号を取得したのが「東野リキュール製造場」です。

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毎年梅酒づくり体験には、たくさんの方にお申込いただくのですが、
コロナ禍の今年は、参加人数を抑え、換気に注意するなど
ソーシャルディスタンスに配慮して開催されました。

まずは30分程、梅の種類や梅酒の作り方についてお話を伺いました。

事前説明

お話をお聞きしたのち、いざ梅酒を作ります。

収穫して24時間以内の新鮮な梅を、4種のレシピを元に、
梅(鶯宿)・氷砂糖・しょうちゅうの順でボトルに詰めます。
今年は、材料の置いて有る4つのテーブルで各1人ずつ計量して、
自分の席に戻りボトルに詰めていきます。

梅の計量 自分の席で作業

梅酒を作るにあたり、よくあるレシピで、梅のへたを取るなどの工程がありますが、
東野リキュールさんによると
「梅のへた等を取ってしまうと、そこから果実がでてきたりと、にごりの元となるためお勧めしない」
との事でした。

今回作った梅酒の飲み頃は、約半年後、来年の1月~2月だそうです。
今から待ち遠しいですね。

質問タイム

今回開催した「梅酒づくり」の他にも、徳島の伝統工芸・藍染や大谷焼を親子で体験する『夏休み親子体験ツアー』や、『遊山箱の絵付け体験』など様々な「あるでよ講座」を開催しております。

講座の情報につきましては、随時HPへの掲載、店頭でのご案内を行なっておりますので、是非ご参加下さい。