~地域を知りたい・見たい・伝えたい「あるでよ徳島」講座~
徳島県には優れた伝統工芸品・特産品を育んだ歴史や文化がたくさんあります。
それに関わる人やものをより深く知り感じてもらい、 新しいアイデアを発掘し、徳島をもっと好きになっていただくため、(公社)徳島県物産協会では、「あるでよ徳島」講座を実施しています。
7月は「とくしま藍の日(7月24日)」ということで、去る7月15日(日)・16日(月)、徳島の伝統工芸『阿波藍』を学ぶ、あるでよ講座≪藍染体験バスツアー「自分で藍染シャツを染めてみよう」≫を開催いたしました!
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☆まず、阿波藍の歴史を知るため、「藍の館」を訪れました。
藍の館は、旧奥村家屋敷の13棟の建物が昭和62年に11代当主奥村武夫氏から藍住町に寄附され、併せて13万点におよぶ奥村家文書も町所有となったのを機に、旧屋敷内に展示1号館を新設し平成元年8月1日に開館しました。
藍の専門博物館として阿波藍の知識を普及するとともに、藍の生活文化の創造と藍の情報センターとしての役割を担っています。(藍住町HPより引用)
館長様に案内していただき、当時の藍商たちの暮らしぶりや、蒅(すくも)の加工等藍染が出来るまでの工程について伺いました。
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☆次に訪れたのは、「藍染工芸館(阿波友禅工場)」。いよいよお待ちかねの藍染体験です。
藍染は藍液に浸した時間・回数により染まり具合が異なっていきます。また、一定時間藍液の中に浸した後、よく絞りきちんと空気に触れさせ、酸化をさせることがより良い発色の藍染をする事が出来るポイントです。
美しい濃紺、爽やかなグラデーション染め等、この世でたった一枚のオリジナルシャツの完成!!
この度ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!
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今回開催した「藍染体験バスツアー」の他に、徳島の伝統工芸・大谷焼や手漉き和紙を親子で体験する『夏休み親子体験ツアー』や、『遊山箱の絵付け体験』など、年間を通して様々な「あるでよ講座」を開催しております。
講座の情報につきましては、随時HPへの掲載、店頭でのご案内を行なっておりますので、是非ご参加下さい。