徳島県には優れた伝統工芸品や特産品を育んだ歴史や文化がたくさんあります。それに関わる人や物をより深く知り感じてもらい、新しいアイディアを発掘し、徳島人が徳島をもっと価値あるものにするため、徳島県物産協会では、「あるでよ徳島」講座を実施しています。
6月10日(日)13時30分~15時30分、阿波おどり会館4階にて、『美郷の梅酒づくり体験』を開催しました。
講師は、東野リキュール製造場の東野 宏一社長です。
◆東野リキュール製造場
徳島県の美郷地区は四国三郎で名高い吉野川の南岸、山あいに位置し、梅とホタルの里として有名。
「鶯宿」や「竜峡」など、小梅3種類・大梅6種類の品種の梅の栽培が盛んに行なわれています。この徳島県吉野川市美郷は、平成20年に日本で初の「梅酒特区」に認定されました。
そんな美郷で、梅酒製造免許第1号を取得したのが「東野リキュール製造場」です。
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今年の梅酒づくり体験にも、たくさんの方にご参加いただきました!
まずは30分程、梅の種類や梅酒の作り方についてお話を伺いました。
お話をお聞きしたのち、いざ梅酒作り!
収穫して24時間以内の新鮮な梅を、4種のレシピを元に、
梅(鶯宿)・氷砂糖・しょうちゅうをボトルに詰めていきます。
梅酒を作るにあたり、よくあるレシピで、梅のへたを取るなどの工程がありますが、
東野リキュールさんは梅のへた等を取ってしまうと、そこから実がでてきたりと、
にごりの元となるためあまりお勧めしていないとの事でした。
今回作った梅酒の飲み頃は、来年の1月~2月だそうです。
今から待ち遠しいですね。
今回開催した「梅酒づくり」の他に、徳島の伝統工芸・藍染や大谷焼を親子で体験する『夏休み親子体験ツアー』や、『遊山箱の絵付け体験』など様々な「あるでよ講座」を開催しております。
講座の情報につきましては、随時HPへの掲載、店頭でのご案内を行なっておりますので、是非ご参加下さい。