【あるでよ徳島講座】『遊山箱づくり講座』を開催しました!

徳島県には優れた伝統工芸品や特産品を育んだ歴史や文化がたくさんあります。それに関わる人や物をより深く知り感じてもらい、新しいアイディアを発掘し、徳島人が徳島をもっと価値あるものにするため、徳島県物産協会では、「あるでよ徳島」講座を実施しています。

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令和4年3月6日(日)阿波おどり会館4階にて、遊山箱づくり講座が2年ぶりに開催されました。
講師は、江淵鏡台店江淵 達人社長です。

◆江淵鏡台店

江渕鏡台店さんでは、鏡台づくりの伝統的な技術を生かし、一度は衰退していた『遊山箱』を復活。新しい世代の方々へ、遊山箱や徳島の木工技術の素晴らしさを継承すべく遊山箱の絵付け体験教室を開催されています。
また、遊山箱を始めとする伝統工芸だけではなく、古家具の修理・再生、そして新しい物づくりに挑戦したりなど、幅広く活動されています。

 

およそ2年ぶりとなる「遊山箱づくり講座」。
まずは白木の遊山箱に自分の好きな色を着色していきます。
遊山箱の材木である「桧」に色をつけていくときのポイントは、木目に沿って真っすぐ刷毛を動かしていくこと。
また、絵の具はあまりつけすぎず、のばす様に広げていくことで、ムラなく仕上げていくことができます。
絵の具をつけすぎてしまうと、厚くなってしまい、中の重箱が入らなくなったり、ダマになったり…と要注意です!

まずは底から塗り進め、側面は「窓」部分のふちを先に塗っておくと塗りやすくて◎
底と側面が塗れたら、上面は後にし、乾かしていきます。その間に重箱に色を塗ります。

重箱も塗れたら、いよいよ絵付けです!
絵付けが始まると、より一層個性がでてきて、自分だけのオリジナル遊山箱に近づいているなと感じました。

 


オリジナル遊山箱、完成!

あるでよ徳島講座「遊山箱づくり講座」は毎年大好評をいただいている人気企画です。ぜひ、次回の開催をお楽しみに!
ご参加くださった皆様、ありがとうございました!

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今回開催した講座の他にも、季節に合った様々な「あるでよ講座」を開催しております。
講座の情報につきましては、HPやSNSなどからご案内を行なっておりますので、是非チェックしてみてください。