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6月下旬より、徳島県那賀町の株式会社WoodHeadが製作する無塗装のお箸『木頭朱杉』・『五稜箸』を期間限定販売しています!
☆木頭杉とは?
徳島県は古くから材木の産地で、特にこの木頭杉は、日本有数の林業地である那賀川を中心とした那賀郡で産出されている地域ブランド材です。
暖かみのある赤系の色身で、強度性に優れているのが特徴です。かつて日本の三大杉の一つとしてその品質が評価され、鎌倉時代の下鴨神社、天正年間の大阪城建設に使用されました。
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『木頭朱杉』
▼お箸の素材について
箸:木頭朱杉(キトウアカスギ) -独自基準でブランド化-
木頭の杉は、生長が早く反りの少ない点や美しい淡赤色が古くから好まれました。その中でも油分が豊富で耐久性、保存性、抗菌性に優れた心材(中心に近い部位)を独自基準で厳選し、「木頭朱杉」としてブランド化。杉の質感や深い薫香をお楽しみいただくため箸には塗装やコーティングを一切施しておりません。
箸袋:拝宮和紙(ハイギュウワシ) -芸術作品としての和紙-
上那賀地区にて江戸時代より続く伝統の手漉き和紙。今では一軒だけがその技術を伝え残しており、工房の風情から隠れ里の優れ和紙と呼びたくなるほど。独特の風合い、強さと柔らかさを兼ね備えた美しさが魅力です。
箸留:太布(タフ) -技術は国の重要無形民族文化財に指定-
万葉集にも登場し、日本市場最古の布とも言われています。拝宮和紙と同じコウゾを原料とし、栽培から地機(じばた)による織りまでが手作業という貴重な技術は、全国でも唯一、ここ木頭で伝承されています。
『五稜箸』
旧五町村より形成されている那賀町。これらの地域の山(稜)がひとつとなって未来を描く様子に箸の形を重ね、『五稜箸』(ごりょうばし)と名づけられました。
この『木頭朱杉』・『五稜箸』は、整形の難しい五角形の箸を独自の製造技術で作り上げています。また、杉の質感をお楽しみいただくため、塗装やコーティングを一切使用していない「無塗装」。だから、箸先を噛んでしまう小さなお子様にも安心してお使いいただけます。
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☆株式会社WoodHeadの取り組み
昭和初期には「阿波三分板」として京阪神市場を席巻した「木頭杉」ですが、高度経済成長期に入り産業が変化していくと、木頭の林業・木材産業は停滞していきました。
“地域の財産である木頭杉をより良いかたちで構成につないでいきたい。“そんな想いから、「木頭杉」に新たな価値を与え、気軽に楽しんでいくためのモノ作りの会社を立ち上げました。ナチュラルであたたかみのある杉製品を提案していきます。
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☆『木頭朱杉』・『五稜箸』の販売は、9月30日までの期間限定です。