阿波藍、きのはな家のウッドフラワー、農大生が作った様々な商品を展示販売中です。〔終了しました〕

◆現在「あるでよ徳島」店頭展示スペース、和田の屋横、うず潮コーナーでは【阿波藍】を使った商品を展示中です。

阿波藍とは…徳島で伝統的な技法で作られた、蓼藍を原料とする染料(スクモ)のことです。阿波は徳島県の旧国名です。江戸時代には藍染料の需要の急増に伴い、阿波藩はその製造と振興に力を入れました。品質の改良を重ね、また藍商人による全国への流通の過程を経て阿波藍は日本の市場を支配するまでに成長しました。明治時代に日本を訪れた英国人学者はいたるところにある青い色の目にして「Japan Blue」と呼びましたが、これこそが阿波藍による藍染の青だったのです。化学染料や輸入藍により最盛期から比べると大きく減少した阿波藍ですが、近年は天然染料の良さが見直され、天然素材のみを用いた日本の伝統的な藍染には欠かせない染料として人気が高まっています。

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藍職人は病気知らず 藍食人は疲れ知らず

「Japan Blue」と称えられている藍には染料としての顔だけではなく、食としても親しまれていた一面があるのをご存じですか?
古くから「藍職人は病気知らず」と言われ、その栄養価・機能性から、発芽させた実を刺身のツマにしたり、葉を天ぷらにしたりと、藍の実や葉を食用とする文化がありました。藍の一大産地として知られている阿波徳島では、様々な用途で藍を活用してきました。現代に生きる私たちも、藍を美味しく食べ、すこやかな日々を送る「藍食人」を始めませんか?
今回の企画では、藍の製品だけではなく、藍のクッキーや飴、ハーブティーなどの食品も展示販売しております。是非「阿波藍」に触れてみてください。

◆レジ横、企画展コーナーでは「きのはな家 つちかべ花店」の商品を展示販売中です。

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「きのはな家 つちかべ花店」では、徳島スギ、ヒノキをシート状に加工し、お花に見たてた、オリジナルの”ウッドフラワー”を制作しております。
従来の造花やプリザードフラワーなどは化学物質によって脱色、着色が行われ、香りつけもアロマオイルなどの生成された香料を使用しています。それに対し、「きのはな家」の”ウッドフラワー”は化学薬品を使用せず、木材本来に含まれるフィトンチッド成分により心地よい香りが広がります。
友人へのプレゼントや癒しグッズなど…様々な生活シーンでご活用いただける「きのはな家 つちかべ花店」の”ウッドフラワー”是非一度ご覧ください。

◆徳島県立農林水産総合技術支援センター農業大学校の生徒が作った様々な商品を展示販売中です。

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「勝浦貯蔵みかん」で作ったマドレーヌやクッキー、
「阿波すず香」で作ったマドレーヌやクッキー、ピールや、とうがらし、阿波晩茶を販売しております。

勝浦貯蔵みかんとは…徳島県南部の勝浦町で栽培されているみかんです。
12月~1月にかけて収穫され、温度や湿度を徹底管理した倉庫で数か月間、大切に貯蔵します。その間、生産者の手で毎日ていねいに管理し、やがて、甘みを十分に蓄え、コクのあるほどよい酸味が特徴の「勝浦貯蔵みかん」となり、2月~3月を中心に出荷されます。

阿波すず香とは…スダチとユズの交配により、徳島県が開発した新品種です。爽やかな香りと酸味が特徴で、種子が少なく、果汁が豊富です。

こちらの商品、全て徳島県立農林水産総合技術支援センター農業大学校の生徒が作っております。
こちらの企画は3月11日(日)までとなっております。
「勝浦貯蔵みかん」と「阿波すず香」のマドレーヌ、クッキー、是非味比べをしてみてください。

 

★本記事の展示は3月31日をもちまして終了いたしました。

4月からの展示はこちらです。