平成31年度通常総会が開催されました。
平成31年6月に徳島ワシントンプラザホテルで開催。
≪ 議 事 ≫
- 平成30年度事業報告及び収支決算について
- 平成31年度事業計画及び収支予算について
- 役員の改選について
など全ての議案が承認されました。
主な議案の概要
1 平成30年度事業概要
平成30年度は、数十年に一度の大規模災害が常態化・広域化するなど、日本が災害列島であることが深く印象づけられました。特に、6月の「大阪府北部地震」をはじめ、本県にも大きな影響を及ぼした「平成30年7月豪雨」や「台風20・21号」といった豪雨災害など、西日本で多くの災害が発生しました。加えて、本県最大の観光資源である、徳島市の阿波おどりに関して、ネガティブな面から全国的に様々な記事が大きく取り上げられる中で開催当日を迎え、結局、昨年度に比べマイナス1割超の集客減となってしまいました。こうしたことから、観光需要も冷え込み、前年度に比較して、上半期は、概ね、本県の宿泊者数は低迷することとなりました。
その後、西日本豪雨の復旧復興に向けた、「11府県ふっこう周遊割」や「豪雨復興キャンペーン」により観光需要が喚起されたこと、また、徳島~香港間の季節定期便の就航が12月から3月まで30往復・60便就航し、その搭乗率が80.8%と多くの利用があったこと、などもあり、下半期は、概ね、前年度に比較して、本県の宿泊者数は増加傾向となってきています。
こうした顧客はもとより、従来型の団体旅行客や国内外からの個人旅行客など、様々な顧客に対して、広く徳島の物産の展示販売に取り組みました。
具体的には、「あるでよ徳島」では、「遊山歩とくしま」等協会主催の企画イベントの開催、物産観光交流プラザ「むらからまちから」企画事業、「スーパーマーケットトレードショー」への参加、アスティとくしまやあわぎんホールでのイベント等での出張販売、パンフレットやホームページによる情報発信等県産品の振興を図るべく取り組みを推進しました。
また、多言語翻訳機・ポケトークを導入するなど、外国人に対する接客技術の向上に取り組みを強化しました。
大阪、名古屋、東京支部においても、アンテナショップでの県産品の情報発信、物産展等イベントへの参加により、積極的に販路拡大、観光客の誘客促進等に努めました。
このほか、食品表示や消費税軽減税率、SNS活用、さらに、販路開発などをテーマにして、様々なセミナーを開催し、事業者のレベルアップを支援しました。
平成30年度収支決算(単位:千円)
収入180,478 千円
(会費収入3,730千円、受託事業収入55,832千円、展示販売手数料収入等120,915千円)
支出188,580 千円
(事業費184,011千円、管理費等4,569千円)
収支差 △ 8,102千円
正味財産期末残高150,125千円
事業報告等 事業報告の附属明細書、 貸借対照表
正味財産増減計算書、正味財産増減計画書の付随明細書、監査報告書
2 平成31年度事業計画・収支予算
地域の特性や文化が凝縮された県産品の普及啓発及び観光による県産品の振興を図るためホームページ、協会だよりの作成などの情報発信事業、伝統工芸体験ツアーの開催等を実施します。また、徳島県版「ハロウィン」とも言える「遊山歩とくしま推進事業」の実施、季節にマッチした企画展の充実による情報発信の強化、外国人に配慮した観光物産情報の提供等に努めます。
平成31年度収支予算 (単位:千円)
収入142,558千円
(会費3,850千円、受託事業収入34,660千円、展示販売手数料収入等104,048千円)
支出189,772千円
(事業費185,535千円、管理費4,237千円)
収支差 △ 47,214千円
正味財産期末残高見込 52,433千円
3 新役員
顧 問 | 斎藤尚武(有限会社齋藤酒造場取締役) |
会長 副会長 〃 常務理事 理事 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 |
濱野正裕((有)志まや味噌 代表取締役) 長尾伊太郎(長尾織布合名会社 代表取締役社長) 斎藤正治( 斎徳株式会社代表取締役社長) 新居 和憲(公益社団法人 徳島県物産協会) 香川和仁(徳島商工労働観光部 次長) 青木英樹(徳島市経済部観光課 課長) 玉田直彦(徳島県商工会連合会専務理事) 吉川正治(徳島県中小企業団体中央会事務局 事務局長) 松浦哲也(一般社団法人徳島観光協会 振興課長) 森竹義浩(八百秀商事株式会社代表取締役) 越智憲一郎(有限会社阿波掛軸堂代表取締役) 前田康人(日新酒類株式会社代表取締役社長) 松村清一郎(株式会社日の出楼代表取締役) |
監 事 | 小笠恭彦(徳島県商工会議所連合会専務理事) 米澤三之(株式会社阿波銀行営業推進部 業務役) |